特集 2016/12/6(火)
ビギナーにうれしい、ワイン・ガイド

ワインの“色”で、飲みたい味を探そう!

香り、味わいともに個性豊かなワイン。選ぶのが難しいときは、見た目だけである程度の予測をすることが可能なので参考にしてみて。そこで、“色”で飲みたい気分のワインを探すコツを伝授!

1.レンガ色  
食後にゆっくりと、熟成の醍醐味に酔うなら
しっかり熟成が進んでいる状態。タンニンや酸、果実味が調和し、味わいにまろやかさと複雑味がある。長期熟成のタイプのワインでなければ、なかなかこの色調にまでは至らないので、レストランで味わうような手の込んだ料理向き。もし、自宅で飲むなら、食事の最後にチーズを合わせ、じっくり時間をかけて楽しんで。
 
2.ルビー
赤ワインだけれど、すっきりいきたいときは
若い状態のワインでも、「青紫」のタイプより味わいはやや線が細め。チェリーのような甘酸っぱい果実味のある軽やかさ主体のものから、ミネラル感が豊かで複雑性のあるワインも。前者には淡白な鶏肉、後者にはより鉄分の香りが強い鴨肉などを使った料理と合わせるとワインと食材の個性が引き立つ。
 
3.赤
若々しさと落ち着き、両方味わいたいときは
若々しさから、少しずつ落ち着きに向かっている段階。タンニンにはまだ力強さが残るが、少しずつかどが取れ、丸みとやわらかさを帯び始める。果実香のほかにも、熟成によるなめし皮のような香りも感じられるように。カジュアルな料理だけでなく、時間をかけて作る煮込み料理など、旨みとコクのあるものと合わせたい。
 
4.ガーネット
コクのあるソースで肉料理を食べるなら
熟成を感じる、赤色にオレンジのニュアンスを帯び始めた色合い。強さ主体から、しなやかな味わいに移行した状態。肉料理に合わせる場合、シンプルに引き上げるよりもソースを使ってコクとなめらかさをプラスするのがおすすめ。ソースにきのこ風味を効かせて複雑味を出しても、ワインの熟成感と調和する。
 
5.レンガ色
食後にゆっくりと、熟成の醍醐味に酔うなら
しっかり熟成が進んでいる状態。タンニンや酸、果実味が調和し、味わいにまろやかさと複雑味がある。長期熟成のタイプのワインでなければ、なかなかこの色調にまでは至らないので、レストランで味わうような手の込んだ料理向き。もし、自宅で飲むなら、食事の最後にチーズを合わせ、じっくり時間をかけて楽しんで。

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photo : Yukako Hiramatsu text : Chinatsu Kimura

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