特集 2014/12/1(月)
料理とのペアリングが楽しい!

ワインのように、紅茶を楽しんでみない?

「料理に合わせる飲み物は?」、そう尋ねられたらきっと、「ワイン!」と答える人も多いのでは。でも、紅茶をワインのように料理とペアリングするのも、奥が深く面白い。 11月に東京都内のホテル「シャングリ・ラ ホテル 東京」で開催された、スリランカの紅茶ブランド「Dilmah(ディルマ)」による紅茶セミナーでは、紅茶の意外な使い方や新しい楽しみ方が提案された。

メインは、鴨肉のロースト。これには、ディルマ社の「ウバ・ハイランズ・エステート シーズナル・フラッシュ」という紅茶を使ってある。コンソメと紅茶を合わせ、りんごで甘みを、アンディーブとスプラウトで苦みを足して複雑な味わいに。紅茶の味がコンソメと見事に調和しているのは驚く。こんな使い方もあるのか、と、開眼。

こちらはデザート。ホワイトティーの新茶を使ったマカロン、イタリアンアーモンドティーを混ぜたアマレットのアイスクリームと異なる茶を使った2つのパーツを組み合わせている。甘さのなかにどこかすっきりした印象を残すのは、紅茶の効果なのだろうか。合わせる飲み物は、もちろん紅茶! おすすめは、シンプルな味わいのストレートティー。紅茶が甘みをすっきりと流してくれ、最後にはスイーツとお茶の豊かな香りが残る。うーん、お茶って幸せ!

「紅茶はいろいろに使える、ということを分かっていただけましたか?」とフェルナンド氏。「上質の紅茶はそのまま飲んでももちろんおいしい。でも、こうしてソースやマリネに使ったり、茶葉をそのまま料理にしたり、イマジネーションでいかようにも遊べます。紅茶の楽しみ方にルールはないのですよ。自由に想像を働かせて、自分なりのクリエーションを楽しんでみてください」。
もっと紅茶を楽しむために、フェルナンド氏がもうひとつヒントをくれた。
「料理に使うのはもちろんですが、料理との組み合わせも楽しんでほしいですね。ワインと同じように紅茶にも、色、香り、味わい、テクスチャーといったポイントがあります。それをどう合わせるかがキー。たとえば、日本の照り焼きに合わせるなら、力強くスパイス感があるディンブラ。寿司には……紅茶、と言いたいところだけれど、やっぱり煎茶かな。グリーンティーには厚みがあり、同時に海藻を思わせるニュアンスがあるから、生のシーフードに合います。ロジカルでしょう? ワインが好きな方ならきっと、紅茶と料理のペアリングも難しくないはず。とにかく自由に! 自分なりの楽しみ方を見つけてください」
……「茶は自由」、なんて素敵な言葉! 味わいのバリエーションが10000種類もあるという紅茶なら、いろんな組み合わせが楽しめそう。想像の翼をはばたかせて、紅茶のおいしい冒険、ぜひトライしてみて!
 
●デイルマ社の紅茶についてはこちらでチェックして!

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