特集 2014/12/1(月)
料理とのペアリングが楽しい!

ワインのように、紅茶を楽しんでみない?

「料理に合わせる飲み物は?」、そう尋ねられたらきっと、「ワイン!」と答える人も多いのでは。でも、紅茶をワインのように料理とペアリングするのも、奥が深く面白い。 11月に東京都内のホテル「シャングリ・ラ ホテル 東京」で開催された、スリランカの紅茶ブランド「Dilmah(ディルマ)」による紅茶セミナーでは、紅茶の意外な使い方や新しい楽しみ方が提案された。

会場にはディルマ社のあらゆる紅茶がずらり。色も違えば香りも風味も違う。それぞれの好みもあるが、シチュエーションや合わせる食べ物に応じてお茶を自由に選べるのは、贅沢な楽しみだ。

紅茶のより新しい楽しみ方を提案すべく、スリランカからやってきたのはこの方、ディルマ社のディレクター、ディルハン・C・フェルナンド氏。

ディルハン氏は2代目。創業者である、父、メリル・J・フェルナンド氏の考えをしっかりと受け継ぎ、世界に紅茶文化を広めるアンバサダーのような役割も。

「茶葉は、自然によって育まれたもので、たとえ同じ木からとれた葉っぱでも、1枚ずつ違う個性があるのです」と、フェルナンド氏。ワインや酒とちがって、茶そのものに品種の違いはない。だからなおさら、土地と気候が味に深くかかわっているのだ、と氏は言う。「土、風、雨、光、そのすべてが茶の色や香り、味に影響していて、そのバリエーションは10000以上に及ぶと言われています」。だからこそ、どんな料理にも必ず合わせられる茶があるということなのだ。
さて、ではこの日のメニューの一部をご紹介しよう。

左はこの日のメニュー。シャングリ・ラ ホテル 東京のエグゼクティブ・シェフ、アンドレア・フェレロ氏がディルマの紅茶を使った料理とデザートを用意してくれた。

まず、ウェイティング用にと出されたのが、紅茶のカクテル。ウバのアイスティーに、ライムシロップとライム、ミントの葉をあしらったもの。二層に分かれていて、まずは上の紅茶を楽しんで、次に下の甘いシロップを、最後は混ぜてハーモニーを味わうというもの。紅茶は、単体で飲むだけではなく、ジュースやリキュール、炭酸などと合わせてもよし。可能性は広がる!
 
>>次ページでは、料理との合わせ方も指南!

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