シンガポールのご当地グルメベスト10に入る「ロティ・プラタ」
シンガポールには多種多様のローカルフードがあり、日本ではなかなか見かけることができないものばかり。今回は、現地の人も週に1回は食べたくなると言われる人気のローカルフード、「ロティ・プラタ」をご紹介します。
1軒目としてご紹介するのは、ロティ・プラタにチーズなどの具材を入れたメニューを初めて販売した店、「The Cheese Prata Shop」。油をほぼ使わずに焼き上げるため、まったく油っぽくなくあっさりとしていて何枚でも行けそうです。付き合わせのカレーもあまり辛くなく、初心者にもおすすめ!
左から「チーズマッシュルーム」(2.5ドル)、「オニオン」(1.3ドル)。テイクアウトを頼むと、プラスチックバッグ入ったカレーソースも付けてくれます。
2軒目は、油をかけながら焼き上げるスタイルの「Sin Ming Roti Prata」。表面がパリっとしていて、サクサクとした生地が絶品! 付け合わせのカレーはとても辛く、私好みでした。
印象的だったのが、「いわし」(写真左)。とても大きくて、たっぷりの具材のおかげで食べ甲斐のあるメニュー。左から、「いわし」(5ドル)、「カシューナッツ」(2ドル)。
まだまだ行きます! お次は、新聞や雑誌などにも何度も登場している有名店、「The Prata House」。調理工程の最後で生地を揚げているので、ほかと比べると全体的にちょっと油っぽい仕上がり。でもその代わりカレーの味が濃く、この生地にはとても合っていました。
左から、「プレーン」(0.9ドル)、「バナナチョコレート」(3.8ドル)。
そして最後にご紹介するのが、こちら「Saffrons Cafeteria」。こちらの店は、ほぼ油を使わず焼き上げているため、あっさりとしています。マレー系のお店なので、甘辛酸っぱいサンバルチリソースもあります。
黄色で統一された店内がかわいい! 写真は、「プレーン」(0.8ドル)。
シンガポールのフードコートに行けば、必ず見つけることができるシンガポールの国民的おやつ「ロティ・プラタ」。カジュアルにつまめるので、ショッピング途中に、観光ついでになど、一度はぜひお試しあれ!
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haru●商社に勤務後、1997年に渡仏。フランス・パリRits Escoffierにて製菓のDiplomeを取得した後、Hotel Ritsにてスタージュ。1999年2月より13年間、東京駒沢の自宅にてEcole de patisserie chez haruを主宰。現在、シンガポールに場所を変えて活動中。新店mp立ち上げ、メニュー開発、レシピ提供をしている。
http://www.mangosteen.com.sg/lesson/culture-cake/
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The Cheese Prata Shop
16-18 Clementi Road
営業時間/24時間
Sin Ming Roti Prata
Block24 Sin Ming Road #01-51
営業時間/6:00~19:00
The Prata House
246M Upper Thomson Road
営業時間/24時間
Saffrons Cafeteria
23 Swan Lake Avenue
営業時間/8:00~22:00