特集 2016/9/12(月)
世界のおやつ from New York/ごまめ

みんなアイスを愛してる! Odd Fellowsで、今までにないアイス体験を!

若者に大人気のブルックリンで大人気の「へんてこなヤツら(Odd Fellows)」の名前を持つアイスクリーム屋さんを突撃取材! 200種類以上のフレーバーを生み出し、厳しい目を持つブルックリニーたちをも虜にする、その魅力に迫る!

バナナ・スプリットは、縦に切ったバナナをアイスクリームにのせて,生クリーム、ナッツ、シロップなどをトッピングした、アメリカでは定番のデザート。オッドフェローズのバナナ・スプリットは、アイスに3つのフレーバーを選ぶ。写真のアイスのフレーバーは、右から、「Buttermilk Honey Blueberry(バターミルク・ハニー・ブルーベリー。やさしい味にブルーベリーがふんだんに)」、「Coconut Kaffir(ココナッツ・ケフィア。ライムとレモンバームが効いて、グリーンカレーのような味!)」、「Carrot Cake Cream Cheese(キャロットケーキクリームチーズ、リッチさでまろやか)」。

その上にはもちろん真っ二つに割れたバナナが乗り、さらにその上にドライバナナやキャラメルクリームをトッピングしてくれる。ものすごいボリュームで、お値段8ドルなり。至福のスイーツ三昧だ。

個性と遊び心があって、おしゃれで、素材や質にこだわり、パンチが効いている……まさにウィリアムズバーグを体現しているようなアイス屋さんが、ここオッドフェローズなのだ。ウィリアムズバーグらしくないところがあるとしたら、その値段だろうか。ファンシーな専門店が並ぶ地域の中で、比較的安いのも人気の秘訣だろう。

オッド・フェローズのアイスは、ホールフーズなどのスーパーで売られたり、ポップ・アップ・ストアで臨時販売されたり、企業のプロモーショナル・イベントで提供されたりもしているそうだ。会社や学校のパーティーなどのプライベートなイベントにケータリングで駆り出されることも多く、デリバリーもしてくれる。さらになんと、ウィリアムズバーグの店舗では貸切パーティーもできるらしい。わたし自身も、アイスクリームに目がない友達の結婚パーティーを企画した時に問い合わせたことがあるのだが、丁寧な対応がとても好印象だった(しかも他のアイス専門店よりもかなりお得に貸切パーティーができる!)。ウィリアムズバーグ店に加えて、オッドフェローズはイーストビレッジにもお店があり、こちらはアイスクリーム・サンドイッチがスペシャルティだそうだ。規模は少し小さめだが約8種類のアイスを常備している。

ちなみに、名前の「オッド」は、「へんてこな」という意味だが、フレーバーの種類が変わっているというだけではない。こちらのアイスクリームは、ひとつ売れるごとに、5セントの寄付が、地域のフード・バンク・フォー・ニューヨークシティ(Food Bank for New York City:恵まれない人々に食事を提供するアメリカ最大の慈善団体)に行く仕組みになっているそうで、そうした変わった取り組みをしている奴ら(共同オーナーのモハンさん、ホリディさん、サムさん)、という意味でこう名付けられたらしい。
 
オッド・フェローズに行けば、今までにないアイス体験ができること、間違いなし。ウィリアムズバーグの街歩きとともに、高品質、低価格、極上の味の手作りアイスを楽しんでみては!

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  • OddFellows Ice Cream Co.(オッド・フェローズ アイスクリームカンパニー)
    175 Kent Ave Brooklyn, NY 11249
    tel. +1(347)599-0556
    http://www.oddfellowsnyc.com/

  • ごまめ●東京と北京での芸能活動を経て渡米。現在はニューヨークを中心に俳優・モデルとして活動中。NY生活や俳優活動の様子は、ブログ「気まマホ日記」(http://blogmahohonda.wordpress.com)で公開中。現地の日系新聞「NYジャピオン」や、「The Huffington Post」(http://www.huffingtonpost.jp/maho-honda/)などにも執筆。パンコーディネーターの資格あり。本名は本田真穂。

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