ライブミュージックが聞ける「La clave」というバーへ。早速名物を頼みます。

こちらが「Canelazo（カネラソ）」、伝統的なホットカクテルです。カネラとはスペイン語でシナモンの意味。そこまで風味は強くないですが、ふわっとスパイスが香ります。このお店ではナランヒージャ（写真右：南米原産のオレンジとキウイの中間のような果物。）とモラ（レッドベリー）のふたつの味が楽しめます。ラ・ロンダ内には2件だけ、マラクジャ（パッションフルーツ）のカネラソが飲める場所があるそうですが、どうやら大人気でいつもすぐに売り切れちゃうんだとか。

カネラソは好みに合わせて、プンタという透明なお酒を足してのみます。エンパナーダ・デル・ビエントを早く消化させよう、とたくさんプンタを足すエクアドル人……恐れ入ります。
「SALUD（サルー）」の掛け声で乾杯！　こうしてキトの夜はまだまだ続くのでした。
 
折角キトに旅したら、観光客に人気のある場所だけでなく、ラ・ロンダのような地元の人が愛する場所にも是非足を運んでみてはいかがでしょう？　こういう旅の過ごし方も、なかなか通ですね。さて、巨大エンパナーダ、あなたは完食できるかな？
¡Buen provecho！（ブエン・プロベチョ、お召し上がれ）