特集 2017/6/25(日)
現地ライターがレポート! 海外トレンド<Paris編>第2回

パリに行ったら絶対にチェック! パリジャンも驚く地方の独創的なアイスって?

いまパリでは、地方からパリに進出したグラシエ(アイスクリーム職人)が作る、独創的なアイスクリームが注目の的。めずらしい素材や、出身地の特産物を使った、これまで体験したことのないグルメなテイストに大人も夢中!

オープン予定のお店のイメージ画像

2軒目は、「フォション」「ル・ブリストル」「ヴァローナ」など、有名メゾンで腕を磨いてきたフランス中部アルデッシュ出身のジェレミー・リュネルによる、今夏パリに上陸予定のアイスクリーム店「ラ・ファブリック・ジヴレ」。すでに中部から南部にかけて6店舗を展開していて私も数年前にユゼス店で食べたことがありますが、その独創性の高さが印象に残っています。また、添加物は一切なし、季節の果物やハーブをたっぷり使ったウルトラフレッシュな味わいも特徴のひとつ。牛乳はアルデッシュ産、水も清らかなアルデッシュの湧き水を使用しています。

左 ふわふわのブリオッシュ生地に、濃厚なアイスがとろける「Burger Givré(バーガー・ジヴレ)」 右 「マラ・デ・ボワ」という種類のいちごを使ったやさしい風味の「Fraise」

アルデッシュといえば栗の名産地。だからもちろん、栗や、栗のはちみつ味のアイスクリームもあります。ちなみに栗のアイスクリームは、マロングラッセ状の栗の実がゴロゴロと入っていて、なんとも贅沢! ブリオッシュ生地でバンズを作りアイスクリームを挟んだ遊び心いっぱいのアイスクリームのバーガーや、シャンティイ・クリームが乗ったババ(サバラン)もおいしそうだし、冬には、トリュフのアイスクリームも登場する予定だとか。 まさにフランス的な美食アイスクリームのラインナップなのです。

ユニークなかたちのアイスケーキ「kif」

コーンやカップで食べる単品のほかに、エクレアのような形のカップに入ったアイスケーキ「Kif」もあって、アイスクリームとシャーベットを組み合わせたこちらはよりグルマンな味を楽しめます。パリ店は7月1日のオープン予定。南部に行かなくてもパリで食べられるようになるなんて幸せ! パリを訪れることがあればぜひ、新進気鋭のアイスクリームにトライしてみて。

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photo & text : Kaoruko Yasuda

  • KAORUKO YASUDA●パリ在住ライター&エディター。某女性誌編集者を経て渡仏。食、旅、デザイン、モード、ビューティなどの広い分野を手掛け、「ELLE gourmet」をはじめ雑誌等で執筆。趣味は“料理”と“健康”で、素材のクオリティや効能にマニアックにこだわる食いしん坊。

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