特集 2018/3/11(日)
何十年もの年月をかけて開発した夢の玉ねぎって?

涙が出ない玉ねぎが、ついに誕生!

涙を流しながら玉ねぎを刻むことは、まだ完全に熟していないアボカドから種を取り出すことと同じくらい、料理をするうえで厄介な出来事。ところが最近、永遠の悩みと思われた玉ねぎの催涙問題に、うれしい展開が待っていた。

現時点では、サニオンが栽培されているのはネバダ州とワシントン州のみ。収穫時期は夏の終わりから秋のはじめにかけてで、初めての販売は昨年12月の終わりから。供給量によって3月か4月頃まで出荷予定で、具体的な販売先はまだ確定していないものの、いずれはアメリカ全土で販売したいと考えているそう。「サニオン農家は全国の販売店やスーパーと提携し、この画期的な商品を販売する最適な売り場を模索しているところです」と広報担当はコメントしている。サニオンは、見た目は普通の玉ねぎとほぼ同じで、サイズはやや小ぶり。また、温度が低くて暗い場所なら、最長で6カ月間保存ができるそう。

では、サニオンはいったいどれだけ涙に強いのだろうか? 栽培業者が行ったテストでは、普段玉ねぎを切るとすぐに涙が出てしまうという人たちを対象に、涙が出ない玉ねぎ・サニオンと一般的な玉ねぎを切ったときの違いを調べたところ、サニオンによる刺激の方が大幅に低いという結果に。また、5倍もの人が、普通の玉ねぎよりもサニオンを支持したそう。これで涙とサヨナラできそう!?

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original text : Madison Flager translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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