プロの料理家たちが極上日本酒に乾杯!
9月25日まで開催中の「ELLE à table×日本酒フェア」に、「フードクリエイター部」で活躍するプロの料理家たちが早速ジョインした。ふだんから日本酒に親しむ通も、「いつもはもっぱらワイン派」という初心者も、料理と日本酒を合わせる新鮮な感覚のマリアージュに興味津々の表情。いつもよりちょっと“飛ばして”、地方が誇る美味の競演をたっぷりと堪能した食事会の様子をレポートする。
この日、会場となったのは、代々木八幡にある「四季ごはん 晴れ間。」。『ELLE à table』の今回の「ローカル酒が気分!」特集にも登場してくれた女子好みの店だ。店主の中原知美さんは福井県出身で、自らが親しんできた福井の料理と銘酒(日本酒とワインが得意!)が信じられないようなコスパで楽しめる。ワクワクしながら日本酒のお猪口に口をつけるのは、「ELLE à tableフードクリエイター部」に所属している料理家たち。右から柴田真希さん、三島葉子さん、高橋善郎さん。「こんなに香りが立つものだなんて!」「まるでワインみたい」と声が上がると、実家が料理店で利き酒師の資格を持つ高橋さんは、「そうなんですよ、ワインのような性格の違いを持つ日本酒って、実は若い世代や料理家がハマっちゃう要素がたっぷりなんです」とコメント。
この日のためのスペシャルコースを考案してくれた「四季ごはん 晴れ間。」。料理に合う日本酒は、1皿につき2種類ずつサーブされるという粋な計らいで、「テイスティング」から「酔い」に移行してしまってはもったいないとばかりに、フードクリエイター部の料理家たちは用心しながら、少しずつ杯を重ねたのだった……。ひと口に「福井の日本酒」といっても、造り手によってその味は千差万別。「ワインみたいにヴィンテージによっても味は違うの?」、「同じ酒米でもこんなに味が異なるんだ」、「手のひらで杯を包んで温度を与えると、また味が変化する!」など、プロならではの感想がそこかしこで続出した。左の写真は「晴れ間。旬のおつまみ盛り合わせ 五品」。モダンなアレンジの伝統料理や、水だこ、秋刀魚の寿司など、思わず「くうぅ❤」な味わいばかり。ちなみに、中央の「特製鯖のへしこ料理」は、鯖とフルーツトマト、モッツァレッラチーズという最強の組み合わせ。これを2個に、辛口純米生酒「越の鷹」お猪口1杯を合わせた「ワンコイン残暑セット」は、9月25日までのフェア期間中のみ味わえる美味(※¥3,800の基本コースを注文した場合)。
photos : Mino Inoue, Suguru Sato