特集 2017/12/13(水)
なんと、25人もの女性たちが被害を訴えた!

セクハラ問題多発のアメリカで、あのセレブシェフが告発された!?

セクハラ騒動に揺れるアメリカで、今度は料理界の有名人が渦中の人となった。AP通信によると、ルイジアナ州ニューオーリンズのセレブシェフ、ジョン・ベッシュ氏が、自身の名前を冠したレストラングループで起きたセクハラトラブルの責任を取り、トップを辞任したらしい。いったい何が起こったのだろうか?

「NOLA.com」のインタビューに答えた女性のうち、マディー・ロビンソンさんを含む9名は、実名を公表することに同意。ロビンソンさんは、ベッシュ氏、そして彼のビジネスパートナーであるオクタヴィオ・マンティーラ氏ほかに送った辞職願の文書の中で、「同社の社風にどっぷり浸かってからしばらくした後、私の道徳心や価値観と大きくかい離していることを感じました」と言及。そして、同僚や上司から卑猥な言葉を浴びせられ、マンティーラ氏からも体を触られたと、インタビューを通じて語った。一方のマンティーラ氏は、彼女に触れたことを覚えていないと主張。「彼女を触ったこともなければ、無意識で触れたことすらありません」。
ベッシュグループの広報担当は、同社設立後の12年の間、数千人にものぼる元および現従業員から、過去にセクシャルハラスメントを訴えられたケースは一度もなかったという。ベッシュ氏とマンティーラ氏は、10月16日のインタビューの中で、そのような告発がなされたときに対処する人材が不足していたとコメントし、現在では、同社初となる人事部長が任命されたと「NOLA.com」に語った。
さらにベッシュ氏は、同サイトの別の取材に応じ、現在は「自分の結婚を修復すること」に注力していると話し、「自分の行動を許せないと感じた人」に対して、はっきりと謝罪の言葉を述べた。「モラルが欠如した行動をとったことの責任は、すべて私にあります。経営責任者、ましてや夫で父親である人間として、このような行動をするべきではありませんでした」

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original text : delish team translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images

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