特集 2017/9/29(金)
乳製品の風評被害に終止符を

チーズやバターが体に悪いという通説に、うれしい異論!

脂肪分たっぷりのチーズや牛乳、そしてヨーグルト。これらの乳製品を食べても、心臓病や脳卒中のリスクは変わらないといううれしいニュースが! イギリスの新聞「ガーディアン」によると、欧州疫学会の機関誌に掲載された、乳製品が体にもたらす影響に関する過去の論文29本を検証した結果、とくに問題がないことがわかったという。

「乳製品が健康に良くないという情報が一般に広まっていますが、それはまったくの誤解であることが今回の研究で明らかになっています。過去5~10年の間、飽和脂肪が心臓や血管などの循環器系疾患のリスクを高めると大々的にうたわれ、乳製品が危険だという噂が広まったのですが、実はそれは誤り」と語るのは、研究者のイアン・ギブンズさん。

乳製品の摂取量と循環器系疾患の間には関連性がないだけでなく、発酵乳製品を食べることで、こうした病気のリスクをむしろ減らせる可能性があるという。ここ数年で知られるようになった「脂肪分たっぷりの乳製品は体に悪い」という説により、今では多くの人が無脂肪や低脂肪の乳製品を選ぶようになったが、研究の結果、乳脂肪の量に関わらず、脳卒中や心臓病のリスクに違いは見られなかったのだとか。

もちろん、チーズが健康に悪いという通説が否定されたからといって際限なく食べていいわけじゃないし、運動も続けた方がいい。要するに、大好きなチーズをガマンするのはやめて、ほどほど楽しもうってこと!

original text : Tess Koman translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images 

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