特集 2015/4/17(金)
地元っ子気分で訪れたい

【GWのグルメ・デスティネーション】 コペンハーゲンのフード女子が通う店は?

新しい北欧料理「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ」で注目を集め、いまや世界で話題のグルメシティとなったデンマークのコペンハーゲン。今回は、地元の人気フードブロガー、ジュリー・カーラがお気に入りのアドレスを案内してくれた。ローカルが通いつめる、良質で居心地のいいお店をぜひのぞいてみて!

コペンハーゲンの美味が集結した心ときめくフードマーケット
 
まずは、地元の人たちも大好きなマーケットへ。こちらは、ふたつの建物に60ものショップが軒を連ねる、デンマーク最大のフードマーケット、Torvehallerne KBH(トーブハーレヌ・コービーホー)。1週間で約6万人もが訪れ、週末にはコペンハーゲンでは珍しい行列を目にすることもあるほどの人気。屋外にはフレッシュな野菜や果物を売る露店が並ぶほか、カフェスペースもあって購入した食品をその場で食べられる。キーとなるコンセプトは「新鮮さ」「高品質」「生産者との直接的なつながり」だ。
 
「じゃあ、このマーケットで絶対おすすめの2店舗に案内するわね!」と、ジュリー。

写真左:レジの横のショーケースに、色とりどりのスモーブローが陳列されている。写真右:テイクアウトのほか、カウンターで食事をすることもできる。

まずはこちら、 「材料はすべてフードマーケット内で揃える究極のローカルフード」というユニークなコンセプトで、デンマークのオープンサンド「スモーブロー」を提供するHallernes Smørrebrød(ハーレヌ・スモーブロー)。食材の組み合わせに工夫をこらした、アイデアに富んだメニューは季節に応じて内容を替え、常時15~20種を用意している。そのときどきに得られる最高の材料を使うことがポリシー。

目にもおいしいスモーブロー。右から「かれいのフライ、タルタルソース、レモン」「小海老、海老、レモン、パプリカのパウダー、ハーブ」「ゆでたじゃがいも、マヨネーズ、ローストオニオン、玉ねぎ、数種のハーブ」。デンマークのカリスマ的ブリュワリー「ミッケラー」のビールも楽しめる。

左の人物が、オーナーのマーティン・ピーターセン。

2軒目は、選び抜かれたローカルの食品を扱うセレクトショップOmegen(オムァイン)。チーズ、シャルキュトリー、クラフトビールなどが並ぶ。販売されているはちみつのなかには、コペンハーゲンで進行中のソーシャルプロジェクトから生まれたものも。ほぼすべての食品がデンマーク国内で作られ、またオーガニックのもの多い。軽食も販売しており、飲食スペースも併設している。

写真左:デンマークではクリスマスの時期に飲まれるチェリーワインは、チェリーの甘酸っぱい余韻がチーズによく合う。 写真右:デンマークの小さな村で造られる少量生産のビール「ベーゲダル」。古典的手法により、機械を使わず、温度調整なしで造るため、仕込みごとに味が異なり、銘柄はロット番号で表記される一期一会の味。
 
マーケットにはほかにもいろいろと魅力的な店がたくさん。旅行者でも楽しめるから、時間があったらのぞいてみたい。
 
 
Torvehallerne KBH(トーブハーレヌ・コービーホー)
Frederiksborggade 21, 1360 København K
tel. +45.70.10.60.70 
営業時間/10:00~19:00 金曜は、~20:00 土曜は、~18:00 日曜は、11:00~17:00
http://www.torvehallernekbh.dk
 
>>次のページでは、コーヒーショップとリビングスタイルショップへご案内!

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Photos Yuki Sugiura

  • 案内をしてくれたのは……
    ジュリー・カーラさん  
    Julie Karla/デンマークのオーフス生まれ。幼少の頃からの食への興味が高じて、ブログ「Karla's Nordic Kitchen」では、地元のオーガニック食材を使った手軽なレシピを発表。2012年にはデンマークのレシピコンテストで、ホームクッキング部門で優勝。将来の夢は、料理本の出版。http://www.karlasnordickitchen.com/

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