男目線で語る! “いい女”がつけるべきウォッチとは?
数々のラグジュアリーウォッチを所有し、公私を通じてウォッチの魅力に精通するイケ男“トガッチ”こと『MEN’S CLUB』の名物編集長・戸賀敬城に、“今、女性が選ぶべきウォッチのいろは”をインタビュー。ウォッチとのスマートな付き合い方や初心者が注意すべきポイント、メンズも唸る玄人はだしのセレクト術など、目からウロコのヒントが満載!
ウォッチは女のレベルをはかる、リトマス試験紙!
―――時間を知るだけならスマホで事足りてしまう今、そもそも女性にも“勝負ウォッチ”は必要だと思いますか?
「僕は、ウォッチとは時をはかるものではなくて、“人となりを語るいちばんのファッションアイテム”
だと思っています。どのブランドのどのウォッチを身につけているか。何を選んだかに、その人の内面や趣味、嗜好性、何を大切にしているかが映し出されるから、手もとひとつでパーソナリティが表現できる
んですよね。もっというと仕事から性格、付き合っている男性像まで一目瞭然。トレンドだけに流されてしまわず、信頼のおけるブランドを見つけて自分を主張できる“いい時計”をつけるのが正解。……実は、男にとっては、口説きたいかを図るリトマス試験紙でもあるんですよ(笑)」
―――リトマス試験紙?!
「ファーストインプレッションは見た目で判断するしかないんだけど、どんな人間なのかを考えるときにわかりやすい手掛かりになるのがウォッチ
。どんな話題がウケそうか、食事はどの店に誘えば喜んでもらえるかを見極めるために“藁をもつかむ”の藁なわけで(笑)。女性がいい時計をしていると男は身構えますから、確実に安くは見られないですよ。男からすれば“面倒くさい”と感じる部分もあるけど、そう思われるのは悪いことじゃない。これは恋愛に限ったことではなく、仕事でも同じ。きちんとしたものを選んでいれば恋も仕事も信頼を勝ち取れるアイテム。クライアントから一目置かれ、しっかり対応してもらえるはず
です。今は、女性が社会でどんどん活躍するようになって男性と同じく値踏みもされる時代。家庭内では、男も家事をするようになったし、主夫だっている時代になってきたのに、“女性だから時計は適当でいい”と考えるのは古いと感じます」
Text:HARUMI YASUDA
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戸賀敬城(とが・ひろくに)
『MEN’S CLUB』編集長。ファーストウォッチとして手に入れた「タグ・ホイヤー」を皮切りに、中学生の頃よりウォッチの魅力に開眼。ハイエンドなマニュファクチュールからジュエリーブランドのアイテムまで幅広く所有する、ウォッチ豪者。現在発売中の『MEN’S CLUB』1月号(2016年11月24日(木)発売)では、恒例&大人気の「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」2016年度版を総力特集。今注目すべきウォッチとそのバリューポイントが丸わかりなので、ウォッチマニアも初心者も、そして女性も必読の読み応え!
また、“成功者のためのスタイルマニュアル”をコンセプトに掲げたファッション誌『Esquire The Big Black Book』(2016年10月創刊)の編集長も兼任。ハイエンドなファッションコンテンツを中心に、本物のラグジュアリースタイルを年2回、プレミアムに発信中。
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