女優や脚本家、司会者などマルチタレントとしてコメディ界に君臨するティナ・フェイもMETガラについてデイヴィッド・レターマンのトークショーで、「とにかく最低の一言よ」と爆弾発言。自身が、最初で最後に出席した2010年のMETガラについても、あくまでも個人名はふせつつ「とにかくおかしい」と連発。

「夫（ジェフ・リッチモンド）とはじめて参加したんだけど、最低な人たちが最悪な恰好をして集まっていたわ。目の前にはセキュリティに囲まれた有名な某ファッションデザイナーがいて、夫と一緒に興味津々で眺めていたのよ。よく見たら彼の後ろについてたセキュリティたちは、実は全員ボディーガードに扮したイケメンで、そのなかでその某デザイナーが急に強烈なおならをしてたわ。何のプレイなのかしら。その後、テーブルに着いたら、すごく有名らしい某CEOが、いきなり私の髪を触ろうとしてきたわ。そいつは恐らくドナルド・トランプではなかったことだけは記憶してる。その夜、もう二度と行かないと誓ったわ」とMETガラの悪夢のような舞台裏を暴露。

「会場にはビヨンセやレディー・ガガといった超ド級のスーパースターが溢れるなかで、とにかく正気に戻って話せる人がいないかなと見渡した時にバーバラ・ウォルターズを発見したわけ。私はすぐに駆け寄って彼女とこの最低の祭典の話をしたの」。
 
例として挙げたデザイナーやCEOがいったい誰なのか気になるところだけど、会場の片隅でバーバラ・ウォルターズ（ニュースアンカー）とウォッカトニックを片手に、みんなをディスりながらのMETガラも案外悪くないんじゃない？