2世セレブやインフルエンサーを含むミレニアルズが大集合した、2017秋冬ウィメンズコレクションに引き続き、2018春夏メンズコレクションも世界中のミレニアル ジェネレーションの“it”パーソンがモデルとして総出演！　ジュード・ロウの息子のラファティ（左上）、スヌープ・ドックの息子のコーデル・ブローダス（中央上）をはじめ、ファーストルックを飾ったアイドルグループ「TFBoys」のリードボーカルを務める王俊凱（右上）など、次世代を担うヤングスターがランウェイを闊歩。日本からはヘアメイクアップアーティストの奈良裕也さんをはじめ、美容師の渡辺琢磨さん、ショップスタッフの磯田龍生さんらが出演した。
　
そのほかにも、イザベラ・ロッセリーニの息子ロベルト・ロッセリーニ、トミー・リー＆パメラ・アンダーソンの息子ブランドン・トーマス、ビル・クリントンを叔父にもつタイラー・クリントン、シルベスター・スタローンの娘ソフィア＆システィーン、ベラ・ハディッドの新恋人と噂されているジョーダン・バーレットなど、全107体のモデルが出演した、圧巻のショーとなった。

なかでも注目を集めたのは、マイリー・サイラスの弟であるブライソン・サイラス。今回のショーでモデルデビューを果たした弟の活躍に、姉マイリーもインスタグラムで「あなたを誇りに思う！」と大絶賛。しかし、「才能あふれるミレニアルズを積極起用することはとても支持するけれど、あなたたちの政治思想には反対ね」と、“PS”に綴った「ドルチェ＆ガッバーナ」に対するメッセージに、デザイナーの一人であるステファノ・ガッバーナが激怒。コメント欄でちょっとしたバトルになる事件も。

そして、ショー終了後に話題になったのは“#BOYCOTT DOLCE&GABBANA”（「ドルチェ＆ガッバーナをボイコットしよう）」と書かれたTシャツ。これは、メラニア・トランプが外交や外出の際に「ドルチェ＆ガッバーナ」を着用したことに対し、デザイナーであるステファノ・ガッバーナが賞賛、その後も支援し続けていることに反感の声があがったことが事の発端。
　
その後、アンチトランプを訴える人々の間で“#BOYCOTT DOLCE&GABBANA”が囁かれるようになったことを受け、その状況を逆手にとった「ドルチェ＆ガッバーナ」が自ら“#BOYCOTT DOLCE&GABBANA”を掲げるTシャツを作ってしまったというなんともシニカルなビジネス(！)

Dolce & Gabbanaさん(@dolcegabbana)がシェアした投稿 - 2017  6月 17 4:42午前 PDT

　
このために制作された動画には、“#BOYCOTT DOLCE&GABBANA”を叫ぶデモ集団のなかにデザイナー2人もまぎれて出演するという皮肉たっぷりな演出も。日本では公式オンラインサイトで販売中なので、ほしい方はチェックしてみて。

https://www.youtube.com/watch?v=mnSOGYhQ1b4