ルールその六
秋に向けて、手に入れるべきはマニッシュなハット!
ごてごてと飾りすぎない、シンプルな着こなしを信条とするパリジェンヌが、鏡の前に立って何か物足りない……と感じたとき手に取るのがフェドラ帽。マダムがかぶっているようなつばの広いタイプではなく、ハンサムな横顔に仕上げてくれる、マニッシュなデザインがお気に入り。
差し色として色つきのハットをかぶる場合は、ファッションと相性の良いカラーを見極めて。たとえば、左上の彼女はブルーのシャツに合うグリーンのハットを合わせて、いっぽう右下の彼女は、ボルドーとベージュという秋らしいカラーコンビを完成。色を使いすぎず、シックに仕上げるのがパリジェンヌの永遠のテーマ。
Photo & Coordination : Yusuke Kinaka