HERMES エルメス
DESIGNER: クリストフ・ルメール
エルメスのブランドストーリー
1837年、ティエリ・エルメスにより設立。
パリのランパール通りに高級馬具の製造工房として開業。ロシア皇帝やヨーロッパ王侯貴族を顧客に持ち、発展。'79年には、現在地のフォーブル・サントノーレ24番地に移転し、事業の多角化に乗り出す。'92年には、ケリーバッグの原型「オータクロア」を発売。1923年、3代目エミール・モーリスが“エルメス・ファスナー”と呼ばれるジッパーを、初めてバッグ類や衣服に使用して話題に。'35年にハンドバッグが誕生し、'37年には第一号スカーフ“オムニバスと白い貴婦人のゲーム”を発表。'56年、モナコ大公妃のグレース・ケリーが妊娠中の腹部を「エルメス」のハンドバッグでとっさに隠した写真が有名になり、以降そのバッグは「ケリー」として世界中で親しまれている。レディース・プレタポルテのデザインは、1998-99年秋冬コレクションから2004年春夏コレクションまではマルタン・マルジェラが、2004-05年秋冬コレクションから2011年春夏コレクションまではジャン・ポール・ゴルチエが担当。
2011-12年秋冬コレクションより、クリストフ・ルメールがデザイナーとして就任する予定。