EMILIO PUCCI エミリオ・プッチ
DESIGNER: ピーター・デュンダス
エミリオ・プッチのブランドストーリー
1914年、フィレンツェでもっとも歴史と格式のある貴族に生まれたバルセント侯爵エミリオ・プッチ。熱心なスキーヤーでもあった彼が'47年、『ハーパーズ・バザー』誌に最初の作品である流線形のスキーウェアを発表、デザイナーとしての活動をスタートし、ブランドを創業。
'50年代には、プッチの代表作とも言えるグラフィカルで抽象的なデザインと万華鏡のように美しい色彩のプリントが誕生。その「プッチ柄」のインパクトと、独自に素材開発したシルクストレッチジャージーとコットンジャージーの着心地のよさが評判となり、'60~'70年代にかけて、アメリカの富裕層の間で大ヒット。1992年のエミリオの死後は、娘のラウドミア・プッチがイメージ・ディレクターを務めている。2003年春夏からのクリスチャン・ラクロワ、'06-'07秋冬からのマシュー・ウィリアムソンを経て、'09-'10年秋冬よりピーター・デュンダスがアーティスティック・ディレクターを務める。