ニュース 2018/1/5(金)

2018年カンヌ映画祭の審査委員長はケイト・ブランシェットに決定

今年は5月8日~19日に開催され、第71回を迎える世界最高の国際映画祭、カンヌ映画祭の審査委員長(長編部門)が女優のケイト・ブランシェットに決定した。

Cate Blanchett, Président of the Jury 2018

 © Steven Chee

オーストラリアが誇る大女優にして芸術監督やプロデューサーも務めるケイト・ブランシェット。その存在感とジャンルを問わない俳優力で世界的に活躍している彼女が2018年のカンヌ映画祭をリードすることに!

昨年は審査委員長(Président du Jury ※)にペドロ・アルモドヴァルを起用しても、「もっと女性が活躍するべき」との指摘もあった。今年はとりわけ映画界でのセクハラ問題をどう解決するかに注目が集まるのは間違いない。
となるとセクハラ被害者が告訴するための金銭的支援を進める「TIMES UP」の参加者でもあり、すでにフランスの芸術文化勲章を授与されているケイト・ブランシェットは最適。

「これまで何年も女優としてプロデューサーとして、見本市にガラにコンペティションにと、あらゆる立場でカンヌを訪れてきました。ですがこのすばらしい港に押し寄せる数々の映画を観るというこのうえない喜びを体験するのは初めてです。映画祭の議長となる特権と責任には恐縮するしかありません。カンヌ映画祭は物語、つまりは総ての人が共有し、理解し、渇望するような未知で新しく、活気にあふれた挑戦、それを紡ぐべく世界をひとつにし盛り立てていく重大な役割を担っているのですから」。

レッドカーペットで見せるエッジィなドレス姿にも注目が集まるケイト。一日に何度も着替えなければならないカンヌだけあって、彼女の七変化と同時に大女優にして天才的演技者であるケイトが仕切る委員団が何をパルム・ドールに選ぶのか。最高賞の行方も今から楽しみ。

  • ※正確には「委員長」ではなく「議長」に近い

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