大女優ヘレン・ミレンが後輩女性に伝えたい“NO”
英国が誇る舞台女優にして、ロシア貴族の子女、そして映画界の大スター。なのに、Fワードで若者を叱ったり、物議を醸したポルノ映画に出演するなど、豪傑としても知られるデイム・ヘレン・ミレンにインタビュー!
―"Confident”とはどういう意味ですか?
ヘレン:したくないことは、絶対にしてはいけないということ。自分が“本当に、絶対にこれはしたくない!”と思ったら、それは絶対にNO。どんな場合でもね。そして、そのためには自分自身の力で自立していることが必要。
ときに、女性が自分自身の力で立ち上がっていると、迷惑がられることがあるわ。でも私は“confidence(自信)”を持って言える。「あなた自身を守るために、自信を持って立っていなさい」って。
―ありがとうございました。
ヘレン:こちらこそありがとう。
(インタビューこぼれ話)
インタビュー中、どんな人にも上から目線の態度を見せない柔らかい立ち居振る舞いなのに、オーラが凄すぎて圧倒されっぱなしのスタッフ一同。さすが本物のセレブリティ。1945年生まれにもかかわらず背筋の良さも凄すぎて、「もう少し、あのリラックスした感じでお願いします」とのカメラマンの要望にキョトンとしながら、「え? 私、いま最高潮にリラックスしてるわよ。あら、それよりあなた、靴紐ほどけてるわ。気をつけて(笑)」とのフォロー(というかツッコミ)が……。動画でお見せしたいほどの余裕の振る舞いに、英国女王の役は確かにこの人でなければ成立しなかったかも・・・と思わず納得。
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『REDリターンズ』
CIAを引退した伝説のスパイチームが巨悪を滅ぼす、主役級スター勢ぞろいの大ヒットシリーズ続編。元MI6のヴィクトリアに引き続き、今回は新たな元ロシアスパイに、フランクに恨みを持つ後輩元CIAエージェント、そしてFBIまで巻き込んで、核戦争の脅威に立ち向かう! REDチーム内での恋愛話も面白おかしく展開。笑ってスッキリ、誰とでも問題なく楽しめる、究極のデートムービーとも言えそう。 -
監督・脚本/ディーン・パリソット
出演/ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン
配給/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト/www.disney-studio.jp/movies/red/
全国公開中
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『REDリターンズ』