【第9回】『her/世界でひとつの彼女』、恋する相手を受け入れる“共感”の力
『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』『すべてはモテるためである』などの著書で恋愛とモテについて説き、アダルトビデオ監督としてあくまで女性目線での作品づくりに定評がある“女性と性”のエキスパート、二村ヒトシさん。そんな二村さんが毎月1回、新作映画からラブ&セックスを読み解く連載。第9回は、人工知能と恋に落ちた男のラブストーリー『her/世界でひとつの彼女』を斬る!
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二村ヒトシ/アダルトビデオ監督。1964年六本木生まれ。慶應大学文学部中退。1997年にAV監督デビュー。痴女もの、レズビアンものを中心に独創的な演出のアダルトビデオ作品を数多く手掛けるかたわら、『すべてはモテるためである』(イースト・プレス刊)、『恋とセックスで幸せになる秘密』(同)などの著書で、恋愛やモテについて鋭く分析。女性とセックスを知り尽くした見識に定評がある。最新刊『淑女のはらわた』(洋泉社刊)、『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(文庫ぎんが堂刊)も好評発売中。
http://nimurahitoshi.net/ -
『her/世界でひとつの彼女』
監督・脚本/スパイク・ジョーンズ
出演/ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド
声の出演/スカーレット・ヨハンソン
配給/アスミック・エース
公式サイト/http://her.asmik-ace.co.jp/
2014年6月28日(土)~、新宿ピカデリーほか全国ロードショー