またシンシア・ニクソンが出演している作品「医師」では病院で行われるセクハラを再現。マイケル・ケリー演じる医師が女性の太ももを不適切に触り、さらに彼女の胸を触診し「美しい」という場面が出てくる。

またシンシア・ニクソンが出演している作品「医師」では病院で行われるセクハラを再現。マイケル・ケリー演じる医師が女性の太ももを不適切に触り、さらに彼女の胸を触診し「美しい」という場面が出てくる。
 
どのエピソードも最後に「#ThatsHarassment（それはセクハラです）」というテロップがでてくる。それを見ると思わず背筋が寒くなるはず。
 
他にもフォトグラファーとモデル、スタイリストと俳優、ジャーナリストと政治家などの間で見られるセクハラ行為が描かれている。

もともとイスラエルで公開されたプロジェクトをリメイク、アメリカ版を制作した理由についてデヴィッドはUS版『コスモポリタン』にこう語っている。「僕は母からセクハラについて聞いて育ったんだ。僕の家族、僕の人生にいる女性はみんなセクハラを受けてきた。ありがたいことにまだ6歳の娘はハラスメントを受けていない」。
 
「生まれてからずっと物として見られ、様々な意味で一段下に置かれることに慣れてしまっている場合、そして男性と同等の価値のない人間だと言われ続け、まず身体的な部分や外見をまず評価されている場合、多くの女性は自分たちに対する行為がセクハラだと気がつくことすらない。それは理解できることだ。なぜなら女性たちは、男性たちには自動的に与えられている敬意を持って扱われることなく、これまでの人生を過ごしてきたのだから」。