山星人を中心に結束するも、やや偏りアリ

ワールドワイドで絶大な人気を誇るグループながら、今年3月にはゼイン・マリクが脱退、7月にはルイ・トムリンソンがパパになることが発覚、8月には活動休止発表と怒涛の展開を迎えているワン・ダイレクション。これからどうなっていくのでしょうか。
 
まず、メンバーそれぞれを見てみると、脱退したゼイン・マリクは雨星人、リアム・ペインが海星人、ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズのふたりが山星人、ナイル・ホーランがキャンドル星人と、水系と山星人がふたりずつに対して、唯一の火系がキャンドル星人なので、やや偏っています。
 
キャンドル星人は“ブームの火付け役”という役割を担う重要な存在。しかし山星人は中立の立場なので、ナイルがグループのために熱い意見をしたとしても、「それもいいんじゃない？」と同意はしても、調和を重んじて曖昧な態度を取るため、白黒はっきりさせたい火系はヤキモキしそう。また頑張ってグループを盛り上げようとしても、水系からはクールに対応されて、せっかくの想いがクールダウンしがち。もしこのメンバーに、強力パワーの太陽星人が加わっていれば、かなり上昇志向が強いギラギラしたオーラのグループになっていたでしょう。
 
短期間でテイラー・スウィフト（キャンドル星人）と別れた過去があるハリーにとって、キャンドル星人は、一緒にいると刺激をもらえるけれど、山火事になる可能性があるので、落ちつきにくい関係なのかも。一方で、ハリーが「恋人がいなくてもルイがいれば大丈夫！」と発言するほど仲良しのルイとは、同じ山星人同士、根本的な思想が似ていて、すべてを言葉にしなくてもわかり合えるのでしょう。
 
とはいえ、水系のゼインが山星人のカラーである緑色のヘアカラーにしていたことや、ナイルとアリアナ・グランデ（山星人）が噂になった過去もあることから、山星人のふたりを中心にメンバー間の気持ちは通じているみたい。
 
だからこそ、ゼインの脱退に当初はショックを受けたメンバーも、最終的には納得したのでしょう。7月の結成5周年の日に、リアムがファンに向けたツイッターのメッセージではしっかりゼインの名前も連名に。それに対してゼインも「ありがとう」と返信し、ファンは大喜び。