サラ・ジェシカ・パーカー、「『セックス・アンド・ザ・シティ』は愛の物語」
第1エピソードが放送されてからこの6月で19年を迎えるドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」。サラ・ジェシカ・パーカーがこのドラマのテーマについて語った。
雑誌『バラエティ』の企画で女優のミシェル・ファイファーと対談したサラ・ジェシカ・パーカー。サラといえば、女性を勇気付ける名言がいっぱいのドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」が代表作。でも作品のテーマは別のところにあったことを明らかにした。
「撮影が始まった当初、セットでも脚本家たちの部屋でも女性キャストの間でも『女性を勇気付ける』という言葉が出てきたことはなかったと思う」「これは愛に関するストーリーなの」とサラ。 サラ曰く「キャリーはコラムニストだからたくさんの挑発的な質問をしたり、観察をしたりすることができる。そして他のキャラクターたちもそれぞれ典型的な女性であり、選択肢を持っている」。だから結果的に女性たちに刺激を与えたけれど「意図的に女性を勇気付ける作品にしたわけではないと思う」。また「これは自分が求めているものと与えられたものをどう調和させるのか、キャリーや彼女の友達たちがどうやって愛を見つけるかという物語なの」とも。
意図的ではなかったとしても、キャリーたち4人が世界中の女性に勇気を与えてきたのは事実。これを機会に改めて勇気をもらいつつ、「愛の物語」として見直してみるのもいいかも。
text : Yoko Nagasaka