ルーニー・マーラ、ケイト・ブランシェットとのセックスシーンは「たいしたことじゃない」
現在開催中のカンヌ映画祭に出品されている映画『Carol(原題)』。主演のルーニー・マーラがラブシーンについて激白したそう。
ケイト・ブランシェット演じる裕福な家庭の主婦とルーニー・マーラ演じるデパートの店員との恋愛を描いた映画『Carol(原題)』。ケイト・ブランシェットがバイセクシャル発言をしたと報じられ、のちに本人がこれを訂正したことでも話題だけれど、今度はルーニー・マーラがラブシーンについて語ったとか。
そのシーンでヌードを披露したというルーニー。でも本人曰く「私は映画でよくヌードになるから、私にとっては大したことではなかったわ」とあっさり。またケイトも「出産するときには私の裸をたくさんの人が見ている」とヌードになることに抵抗はないもよう。
またケイトは「これは非常に重要なシーン」とコメント。「今でも世界の70の国で同性愛が違法とされている。私たちはとても保守的な時代に生きているのよ」と語ったそう。ヌードシーンやバイセクシャル発言など“大したことない”ことをあたかも刺激的であるかのように騒ぐだけになりがちだけれど、ケイトにこう言われると現実としっかり向き合わなくてはいけない気がする。残念ながら日本での公開は未定。でも、公開されたあかつきにはルーニーのようにきわどいシーンはさらりと流しケイトの発言を思い出しつつ、じっくり見てみたい。
text : Yoko Nagasaka