プリンスの死をめぐり、調査が続行中
現地時間4月21日(木)に報じられたプリンスの死。死因をめぐり調査が続けられているそう。
現地時間4月21日(木)に自宅で亡くなっているところを発見されたプリンス。翌日に検死解剖が行われ遺体は遺族のもとに。検死局は死因についてまだ何も発表せず、現在も引き続き調査を進めているそう。
そんな中、新聞「ニューヨークポスト」紙は薬物の過剰摂取だった可能性を指摘。でも薬物とはドラッグではなく鎮痛剤。若い頃からハイヒールでパフォーマンスをし続けてきたプリンス。腰に故障を抱え、痛みに苦しんでいたそう。でもその痛みを薬で紛らわせステージに立ち続けていた、と関係者はコメント。
またプリンスが最後に行った4月14日(木)のコンサートの観客からは「具合はいいようには見えなかったが、歌はとても素晴らしくてエモーショナルだった」「声が少し震えていた。でも病気であることを感じさせるのはそれだけ」「彼はいつものようにステージにすべてを注いでいた」という証言も。プリンスは今月初めに体調不良でコンサートをキャンセルしたことを謝ってからパフォーマンスを始めたそう。また4回のアンコールに応え、最後に歌ったのは代表曲「パープルレイン」だったとか。
プリンスの死を受け、オバマ大統領も「彼ほど力強く、大胆で創造性に満ちた魂の持ち主はいなかった」と追悼のメッセージを発表。改めて安らかな眠りを祈りたい。
text : Yoko Nagasaka