ヘンリー王子、軍隊では「王子ではなくハリーになれた」
英国王室に対する思いをインタビューで語り、注目を集めているヘンリー王子。王室から離脱したいと思ったことを明らかに。
新聞「メール・オン・サンデー」のインタビューに答えたヘンリー王子。「王室から出たいと思ったことがある」と衝撃的な告白をしている。
でも王室に留まろうと決意したという王子。「自分自身のために役割を見つけようと思った」「僕たちは単なるセレブリティにはなりたくない。人々のために自分たちの立場を生かしたいと思っている」という。
また王子にとって湾岸戦争での戦闘任務が大きな転換点になったことも明らかに。陸軍に所属していた王子はアフガニスタンで兵士として実戦に参加している。2007年には王子の配属場所が報道されてしまい、安全上の理由から撤退しなくてはいけなくなったことも。そのことに「とても怒りを覚えた。陸軍にいることは一番の逃避になった。それでも僕は何かを成し遂げているという気持ちになれた」「異なる経歴や生い立ちを持って軍隊に来ている人たちを理解することができた。また、チームの一員であると感じられた」と告白。「陸軍での私は王子ではなく、単なるハリーだったんだ」とも。
このところインタビューで率直に気持ちを明かし、新たな王室像や自分の姿をアピールしている王子。婚約発表間近とも言われているだけに、次の動きが気になる!
text : Yoko Nagasaka