【速報】ディカプリオ初受賞! 第88回アカデミー賞、結果発表
日本時間2月29日(月)に開催された第88回アカデミー賞授賞式。注目の結果がついに発表!
LAのドルビー・シアターで開かれた第88回アカデミー賞授賞式。注目が集まっていたレオナルド・ディカプリオが『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)で主演男優賞を受賞し、5度目のノミネートにして悲願達成、初の栄冠に輝いた。
監督賞を受賞したのは、昨年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続いて2年連続となった『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。同じ監督が2年連続で受賞するのは、アカデミー賞史上3回目という大快挙。『レヴェナント:蘇えりし者』は撮影賞とあわせて3冠に。
そして最大の栄誉、作品賞を制したのは『スポットライト 世紀のスクープ』(4月15日公開)。カトリック教会が隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴いたジャーナリストたちの姿を描いた実話で、作品賞と脚本賞の2部門に輝いた。
主演女優賞は『ルーム』(4月8日公開)のブリー・ラーソン、助演女優賞は『リリーのすべて』(3月18日公開)のアリシア・ヴィキャンデルと、ともに初ノミネートでの受賞。前哨戦で強さを発揮していたシルヴェスター・スタローン(『クリード チャンプを継ぐ男』)は助演男優賞受賞を逃し、マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)が受賞というサプライズも。
そのほか、主要部門は逃したものの、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が編集賞、美術賞ほか最多6部門を制覇した。
主要部門の受賞結果は以下の通り。
(★が受賞)
●作品賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
★『スポットライト 世紀のスクープ』
●監督賞
アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
★アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
レニー・アブラハムソン 『ルーム』
トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』
●主演女優賞
ケイト・ブランシェット 『キャロル』
★ブリー・ラーソン 『ルーム』
ジェニファー・ローレンス 『Joy(原題)』
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン』
シャーロット・ランプリング 『さざなみ』
●主演男優賞
ブライアン・クランストン 『Trumbo(原題)』
マット・デイモン 『オデッセイ』
★レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて』
●助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト』
ルーニー・マーラ 『キャロル』
レイチェル・マクアダムス 『スポットライト 世紀のスクープ』
★アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』
ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』
●助演男優賞
クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ラファロ 『スポットライト 世紀のスクープ』
★マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』
シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』
●脚本賞
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『Ex Machina(原題)』
『インサイド・ヘッド』
★『スポットライト 世紀のスクープ』
『ストレイト・アウタ・コンプトン』
●歌曲賞
「Earned It」 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
「Manta Ray」 『Racing Extinction(原題)』
「Simple Song #3」 『Youth(原題)』
「Til It Happens to You」 『 The Hunting Ground(原題)』
★「Writing's On The Wall」 『007 スペクター』
photo : Getty Images