海外セレブゴシップ 2018/6/20(水)

ミンディ・カリング、男性目線で『オーシャンズ8』を批判するのは「フェアじゃない」

8月に日本でも公開される映画『オーシャンズ8』。主演の1人、ミンディ・カリングが男性批評家による映画評についてコメントしている。

ミンディ・カリング(Mindy Kaling) photo : Getty Images

現在アメリカで大ヒットしている映画『オーシャンズ8』。すでに報じられている通り、この作品は映画『オーシャンズ』シリーズを女性だけでリブートしたもの。女性の観客を多く集めているけれど批評サイトでの評価はイマイチ。アメリカで最も人気と権威のある映画批評サイト「ロッテントマト」での点数は現在100点満点で66点。

ミンディは最近のインタビューでこのからくりについてコメント。批評家に男性、特に白人男性が多いのが大きな原因だという。「メリル・ストリープもこの点について指摘したことがある。彼女は女性のために映画を作っているのに、それを批評するのは必ずしもそういう作品を評価しない、もしくは女性と同じ視点では見ない男性。それはフェアではない」。「ロッテントマト」で批評しているのは男性がメイン。そのため女性の評価が反映されていないというのがミンディの意見。「理解できないから、または違う視点から見ているから酷評する人たちがたくさんいると思う。そういう人たちが『ロッテントマト』で力を振るっているのよ」「もし私が白人男性の求めるものを踏まえてキャリアを築いていたら、成功しなかったでしょうね。私が参加した作品のようなものを見たいと望む観客は明らかにいるわ」。『オーシャンズ8』もそういう作品の1つだと語っている。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、オークワフィナ(Awkwafina)、サラ・ポールソン(Sarah Paulson)、アン。ハサウェイ(Anne Hathaway)、サンドラ・ブロック(Sandra Bullock)、ミンディ・カリング(Mindy Kaling)、ヘレナ・ボナム・カーター(Helena Bonham Carter)、リアーナ(Rihanna) photo : Getty Images

ハリウッドが男性優位の社会だと指摘されて久しいけれど、批評界も男性優位。そのせいで女性たちが求める映画が正しく評価されていないということが起きているみたい。男女格差を撲滅する動きが高まる中で批評界にも平等の波が訪れるのか、今後の動きも見守りたい。

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