メラニア・トランプ大統領夫人、ドナルド・トランプ大統領のネットいじめを弁護
先週、Twitterでテレビ番組の司会者に対する中傷を投稿したドナルド・トランプ大統領。ネットいじめ撲滅運動に取り組んでいるはずのメラニア・トランプ大統領夫人の反応に注目が集まっている。
ドナルド・トランプ大統領の標的になっているのは、大統領に批判的な報道をしたテレビ番組「モーニングジョー」のキャスター、ミカ・ブルゼジンスキーとジョー・スカーボロー。トランプ大統領は「私のことを悪く報道した『モーニングジョー』の視聴率が悪いと聞いた(私はもう見てない)。IQが低い」「クレイジーなミカとサイコなジョーはマール・アラーゴの大晦日のパーティーに来て私と会いたがっていた。彼女はフェイスリフトをして血だらけだったよ! 私は断ったけどね」とツイートした。
この投稿に対して放送しているテレビ局や他のマスコミ、セレブたちも批判の声を上げている。クリッシー・テイゲンが「あなたはアメリカの恥だわ」、エリザベス・バンクスは「トランプのツイートのいい点は若い人にこう教えられること。『こういうことをしてはいけない。本物の男性は女性に対してこんなことは言わない』ってね」。
アメリカ国内では「ネット上のいじめと変わらない」と批判が上がる中、注目を集めているのはネット上のいじめ問題の撲滅キャンペーンを展開しているメラニア・トランプ夫人の反応。なんとスポークスパーソンを通して「夫は攻撃されたら10倍反撃する」「あなたが何者であっても男でも女でも、みんなを同じように扱う」とコメントしたと報じられている。
それは「やられたらやり返す」「目には目と歯を」ということ? それを勧めていたらネット上のいじめはもちろん、どんなトラブルも解決しない気が……。過去にはトランプ大統領のマナーを注意したこともあるメラニア夫人。ここは厳しく叱って欲しかった!
text : Yoko Nagasaka