カナダのジャスティン・トルドー首相、プライドパレードに登場!
先週末、世界各地で開催されたプライドパレード。LGBTQの権利の向上を訴えるこの行進にカナダのジャスティン・トルドー首相も参加していたことが明らかに!
ジャスティン・トルドー首相が姿を見せたのは6月25日(日)にカナダのトロントで開催されたプライドパレード。実はこの日はイスラム教徒にとってラマダン(断食)期間の終了日。トルドー首相はレインボーカラーに「Eid Mubarak(イード・ムバラク。イードとはラマダンが明けたことを祝う日、ムバラクとはおめでとうの意味)」と書かれたソックスを着用して登場! LGBTQの権利だけではなく、イスラム教徒のコミュニティに対する支持も表明していたという。
Justin Trudeau wears Muslim-themed socks at the Pride parade in Toronto. Makes sense. pic.twitter.com/a9Z16HD3xG
— Ian Miles Cheong (@stillgray) 2017年6月25日
また妻や子どもたちと一緒にパレードを歩きながら、参加者たちとも交流。ワンダーウーマンのコスチュームでパレードに参加していた少女とハイファイブするシーンも!
1. Justin Trudeau 2. at Pride 3. wearing rainbow socks 4. high-fiving a little girl dressed as Wonder Woman pic.twitter.com/1xYQoOaPOt
— laura olin (@lauraolin) 2017年6月25日
パレードと合わせて行われたイベントでは、同性のパートナーとの性的行為が理由で不当に有罪判決を受けた記録を消すための法律を作ることも発表! 現在や未来だけでなく、過去の差別も正していく姿勢を示したという。
Love is love. #PrideTO pic.twitter.com/z2No7rdchZ
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) 2017年6月25日
このパレードの後、「Love is Love(愛は愛だ)」というツイートも投稿、LGBTQであっても異なる宗教を信じていても愛に変わりはないと訴えたトルドー首相。イケメン首相として人気を集めているけれど、支持される本当の理由はルックスよりも、この親しみやすさ、そして愛と平等を大切にする姿にあるとみた!
text : Yoko Nagasaka