今回開催された抗議集会はタレントエージェンシー「ユナイテッド・タレント・エージェンシー」が開催したもの。ジョディ・フォスターやマイケル・J・フォックスなど1500人あまりの俳優や映画人が参加した。

ジョディは壇上でスピーチを披露、「これはまさに、スクリーンの中でも外でも私たちが人間性というものに取り組んでいることを称える方法です。私は普段こういう活動はしません。でも今年は違います。そして今が唯一のときです。はっきりと表明し、関わるときなのです」と呼び掛けた。さらに「はっきり姿を見せ、抵抗し、答えを求め、選挙で選ばれた議員たちに彼らの仕事をするよう言うときです。私たちは混乱や愚劣、戦争を挑発する政治家を許しません」とも。

ちなみに例年、このエージェンシーはアカデミー賞直前にパーティを開催しているという。でも今年はその代わりにこの抗議集会を開催。政治色の強い今年のアワードシーズンを象徴していると言えそう。アカデミー賞授賞式も開催されアワードシーズンは終わったものの、今後も反トランプ大統領の動きが続きそうなハリウッド。セレブたちの動きには引き続き要注目。