ジェシカ・チャスティン、子供の頃のいじめについて語る
映画『ゼロ・ダーク・サーティー』でアカデミー賞にノミネート、「サンローラン」のフレグランスの顔も務めたことがある美人女優ジェシカ・チャスティン。意外な子ども時代を明らかに!
正統派美人女優として活躍しているジェシカ・チャスティン。でも子どもの頃は「ブス」といじめられていたとか! 最近のインタビューで「私と友達になりたがる子は誰もいなかった。とても残酷なことよね」と明らかに。「だから同じ経験をしている女の子や自意識の低さに苦しんでいる人を助けたい」と宣言。
また業界における女優の地位についてもはっきりと主張。「メリル・ストリープが大好きなの。彼女は素晴らしい女優よ。でもあの年代で彼女のような役を手にすることができるのはメリルだけのように感じるの」と指摘。さらにドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演しているジェシカ・ラングについても「彼女を映画でもう一度みたいと思うわ。あとはスーザン・サランドンも」とコメント。メリルもスーザンもジェシカも現在60代。年齢が上がると女優たちの活躍の場が少なくなることを指摘したそう。
一方で、男性を描いた映画は必要ないという訳ではないともきちんとコメント。「男性はみんな女性が好きでしょ? だから女性についての映画を作りましょう、女性の脚本家の活躍する場も作りましょう、って提案したいの」と明るく主張。
ジェンダー格差については日本も含め世界各国、様々な業界で問題になっているけれどハリウッドも同じ。解決への第一歩としてジェシカのように明るく、でもしっかり声をあげていけたら素敵。
text : Yoko Nagasaka