ジャレッド・レト、自分のオスカー受賞演技は見ていない
映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞助演男優賞を獲得したジャレッド・レト。なんと本人は完成作を見ていないことが発覚!
映画『ダラス・バイヤーズクラブ』ではトランスジェンダーのHIV患者を熱演、アカデミー賞助演男優賞を獲得したジャレッド・レト。なんと本人はまだこの作品での自分の演技を全部は見ていないそう。
新聞「NYタイムズ」紙のインタビューで「いつかは全部見ると思う。でもまだ見られないんだ。僕の予想以上のものにはなっていないと思う。あの映画を作るのは本当に美しい経験だったし、見た人の反応も素晴らしいものだったから」と告白。
ちなみに、オスカー最有力候補といわれていたけれど受賞スピーチではパニックになっていたとか。「アワードシーズンですべての賞をとるなんておかしなことだ。だからアカデミーは取らないだろうと思っていたんだ」と語るジャレッド。「その瞬間を台なしにしたくないから自信過剰になりたくなかったし、何かを計画したいと思わなかった」とか。受賞スピーチではシングルマザーとして自分を育ててくれた母親に感謝の気持ちを表していたジャレッド。そういえばスピーチでは何もメモを見ていなかったはず。台本なしのスピーチでもきちんとみんなを感動させるとは! 本当に計画していなかったとしたらこれぞまさに天性の俳優かも。
text : Yoko Nagasaka