反則技!? イヴァンカ・トランプ、父の窮地を救う
ロシアとの関係で批判を浴びるドナルド・トランプ大統領。インタビューで追及されるトランプ大統領を娘のイヴァンカ・トランプがある秘策で救ったことが報じられている。
昨年の大統領選挙の活動中、「対立候補のヒラリー・クリントンにとって不利な情報を与える」と持ちかけてきたロシア人弁護士と、息子のドナルド・トランプ・ジュニアが面会したことが明らかになったドナルド・トランプ大統領。ますます深まるロシア疑惑について、新聞「ニューヨークタイムス」のインタビューに応じたという。
でもインタビューの間に事件が発生! 疑惑に話が及ぶと大統領執務室に孫のアラベラ・クシュナーが乱入! 記事によるとアラベラは母のイヴァンカ・トランプから部屋に入っていいと言われたという。トランプ大統領はアラベラを歓迎し「中国語で記者に挨拶してあげなさい」。アラベラは「ニーハオ」と記者たちに愛想を振りまいていたと報じられている。ちなみにアラベラは中国の習近平国家主席がトランプ大統領を訪問したときにも主席夫妻に中国語の歌を披露していた。
記者の1人が「すごいですね」とお世辞を言うと、大統領は「この子は素晴らしいだろ? 遺伝子がいいんだ」とご満悦。その後部屋にはイヴァンカも登場。トランプ大統領はイヴァンカを記者たちに引き合わせ、イヴァンカは「ちょっと挨拶したくて寄っただけ」と話していたという。
この事件が報じられると、アメリカのマスコミからは「話題を変えるための策略だ」という批判の声が! 記者の1人によると「アラベラが登場したことでインタビューの流れが変わった。大統領かイヴァンカが意図した通りだろう」と語っている。
孫や子どもを使って話題を変えるなんて反則技にしか見えないけれど、今週はイヴァンカの夫ジャレッド・クシュナーやジュニアが出席しロシア疑惑について答える公聴会も開催される。さすがに公聴会に孫や子どもは送り込めないはず。どんな手を使って追及を逃れるのか要注目!
text : Yoko Nagasaka