海外セレブゴシップ 2015/1/8(木)

ハッシュタグ #jesuischarlie を英仏セレブが続々とアップする理由

カーラ・デルヴィーニュ、キャロリーヌ・ド・メグレ、イネス・ド・ラ・フレサンジュなどなど、英仏を代表するファッショニスタたちが現在「#jesuischarlie」という謎のハッシュタグをつけて続々とインスタに画像をアップ。その背後には、パリに戦慄が走った事件がある模様。

(左上から時計回りに)Courtesy of Caroline de Maigret, Ines de la Fressange, Chiara Ferragni and Cara Delevingne via Instagram

日本時間1月7日(水)から現在にかけて、フランスとイギリスのファッショニスタたちが謎のハッシュタグ「#jesuischarlie」を付けた投稿が相次いでいる様子。
 
“Je suis Charlie(私はシャルリ)”とは、7日(現地時間)に、強烈な風刺画と辛辣な皮肉で国内外のニュースや社会問題を取り上げる新聞社、シャルリ・エブドが武装した3名の犯人により襲撃され、編集者や記者ら12人(報道によっては13人)が銃殺された事件に関連して、言論の自由を支持する運動についたネーミング。同紙はイスラム教を風刺するイラストで物議を醸してきたため、過激派勢力による犯行と見られているよう。
 
これに、キャロリーヌ・ド・メグレや、イネス・ド・ラ・フレサンジュらフランスのセレブだけでなく、お隣の国にして永遠のライバルである英国のセレブも参加。なかでもカーラ・デルヴィーニュは、ハッシュタグとともに「あいつが先に引き金を引いたんだ」という英語の吹き出しがついた銃によって、ペンが折られるイラストを掲載し、「すべての人は自分を表現する自由があるべきだし、命を脅かされるべきではないわ」と運動の支持を表明。実はこのイラスト、“Sa Tire(引き金を引く)”で、“Satire(風刺)”が攻撃されたことを比喩している知的な投稿だとSNSで話題に。さらにキアラ・フェラーニは、言論の自由に関するメッセージを掲げ数百人が集まったロンドンのトラファルガー広場を撮影した画像をシェアするなど、イタリア人ファッショニスタにまでハッシュタグが広まっている様子。
 
運動はワシントンなど米国の都市にも広がっているため、今後はアメリカのファッショニスタたちからもこのハッシュタグをつけた投稿が続くはず。今後、どこまでこのハッシュタグが広まるかが期待されるけれど、社会的な出来事も自分の発信力を利用して拡散させることが現代のセレブの証である様子。どのくらい考えたうえでの支持表明なのかはさておき、ファッション以外の話題にもしっかりアンテナを張り巡らせて、シリアスな問題に対しても態度をはっきりさせる勇気には、天晴れをあげたいもの。

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