第68回エミー賞受賞式の主な受賞結果をチェック!
現地時間9月18日(日)に開催されたテレビ界の大祭典エミー賞。今年はドラマシリーズ部門で 「ゲーム・オブ・スローンズ」が昨年に続いて連覇を達成する一方、主演男優&女優が初受賞というフレッシュな結果に。気になる主要賞を受賞した顔ぶれをチェック!
●ドラマシリーズ部門
作品賞 「ゲーム・オブ・スローンズ」
タチアナ・マスラニー「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」
主演男優賞 ラミ・マレック 「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」主演女優賞
助演女優賞 マギー・スミス「ダウントン・アビー」
助演男優賞 ベン・メンデルソーン「ブラッドライン」
監督賞 ミゲル・サポチニク「ゲーム・オブ・スローンズ」
★ドラマシリーズは記録を塗り替え「ゲーム・オブ・スローンズ」が圧勝
世界中のドラマ制作だけでなく、ファッション界にも大きな影響を与えた「ゲーム・オブ・スローンズ」が作品賞含め、予想を上回る歴代最多受賞記録を1つ上回る38部門での受賞! 主演俳優賞のふたりは、大方の予想を裏切り、SFの世界で難解な役を演じきった実力が認められたもよう。注目だったのは、ハリポタファンにもササったマギー・スミスの受賞。「マクゴナガル先生がグランサム伯爵夫人で受賞!」とSNSでは盛り上がった様子。
●コメディシリーズ部門
作品賞 「Veep(原題)」
主演女優賞 ジュリア・ルイス=ドレイファス「ヴィープ(原題) / Veep」
主演男優賞 ジェフリー・タンバー「トランスペアレント」
助演女優賞 ケイト・マッキノン「サタデー・ナイト・ライブ」
助演男優賞 ルーイ・アンダーソン「バスケッツ(原題) / Baskets」
監督賞 ジル・ソロウェイ「トランスペアレント」
★安定のコメディ部門にムーヴメント
「Veep」は作品自体が2年、ジュリアは5年連続の受賞。主演男優もトランスジェンダーの女性を演じたジェフリー・タンバーが2年連続と、この部門の“安定”っぷりを披露。注目は監督賞を受賞したジル・ソロウェイ。「市民権やフェミニズムのムーヴメントに加わりたいと思ってきました……トランスジェンダーの女性への暴力は止めなければいけません。家父長制をぶっつぶせ!」というスピーチが世間を騒がせるニュースに。
●リミテッドシリーズ&テレビムービー部門
リミテッドシリーズ作品賞 「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」
テレビムービー作品賞 「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」
主演女優賞 サラ・ポールソン「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」
主演男優賞 コートニー・B・ヴァンス「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」
助演女優賞 レジーナ・キング「アメリカン・クライム」
助演男優賞 スターリング・K・ブラウン「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」
監督賞 スザンネ・ビア「ナイト・マネジャー」
★「アメリカン・クライム・ストーリー」が圧勝
「glee/グリー」のライアン・マーフィーが手がける、本格実録サスペンスがこの部門を席巻。日本でもエミー賞直後に放送が開始され、あまりにも有名で真相が不明なこの事件に再度注目が集まっている様子。事件に重要なかかわりをもつ、キム・カーダシアンの父、そして母親のクリス・ジェンナーの当時の様子も描かれているため、ファッション好きも目が離せないはずの内容に!