エマ・ワトソン、子役時代のつらさを激白!
女優としても国連の親善大使としても大活躍を見せるエマ・ワトソン。でも子役時代には大きな不安に苦しんでいたそう。当時の心境を明らかにしたとか。
雑誌『Porter』のインタビューに答えたエマ・ワトソン。「今25歳になって、人生で初めて自分でいることに安心感を覚えている」というエマ。でもこの境地に達するのは大変だったもよう。子役時代を振り返り「小さなときに私が晒されていた質問のレベルの問題なの。みんな私に“これはどう思う?”“あなたはどんな人?”って尋ねたわ」と語ったとか。
「そういう質問に答えられなかったから自分が無力に感じた。友人たちはとてもよく自分を理解していたし」。エマは友だちに嫉妬するのと同時に「自分に対する関心の高さが強かった」とか。
そんなエマにとって大きな転機になったのはブラウン大学入学。「地球の反対側に引っ越し、誰も助けてくれる人もいなかったからとても寂しく感じるときもあった」けれど「大学に入ってよかったと思う。自分自身に避難所を与えられたし、そこで私は自分と話し合い、自分が何者なのか見つけ出す時間が持てたから」だそう。
子役として注目されることのつらさを語るセレブは多いけれど、ここまで細かく分析してみせるのは、さすがエマ! それにしても子どもに「あなたはどんな人?」って……それに答えるのは大人でも難しい。
text : Yoko Nagasaka