エマ・ワトソン、あのスピーチについて語る
国連のキャンペーン「He For She」のスタートに際して新しいフェミニズムの必要性を訴えたエマ・ワトソン。あのときの心境を明らかにしたそう。
イギリス版『ELLE』誌に登場したエマ・ワトソン。インタビュー内で改めてあの国連でのスピーチについてコメント。
「フェミニズムは、“男性を嫌う”という意味ではない」というスピーチが一部の人から批判されることもあったよう。エマは「フェミニズムは人に命令するためにあるものではない。規範でもないし独断的なものでもない」と改めて自分の考えを説明。「私たちがしているのは選択肢を与えるということ。大統領選に出たいのであれば、出られるということよ。一方で大統領にはなりたくない、という選択もまた素晴らしいもの」と語ったそう。また自分の育った環境についてもコメント。「夕食の席で話す自分の意見が尊重される環境で育ったことは幸運だったわ。私も母も、男性と同じように話していたの」とか。
堂々と自分の意見を表明することに慣れているエマ。でも国連のスピーチではやはり緊張したそう。「簡単ではなかったわ」と振り返ってひとこと。「こんなすごい人たちと一緒にランチを食べるの? それとも私が食べられちゃうの? って思った」とか。そんなに緊張していたことを感じさせない堂々とした話し振りはさすが。これからも国連大使としての活躍に期待したい!
text : Yoko Nagasaka