海外セレブゴシップ 2015/7/23(木)

オスカー女優エマ・トンプソン、「ハリウッドの性差別主義は悪化している!」

昨年来、フェミニズムの動きが高まっているハリウッド。女性の待遇をめぐって発言する女優も増えている中、エマ・トンプソンが厳しい意見を口にしたそう。

エマ・トンプソン(Emma Thompson) photo : Getty Images

エンタメサイト「ラジオタイムス」のインタビューに答えたエマ・トンプソン。演劇界や映画業界の女性差別について「私が思うにまだひどい状態」「歓迎できるような進歩があるとは思えない。私が若い頃よりもさらに事態が悪くなっていることは女性にとって大きな問題だと思う。まったく感心できない」と厳しく批判したそう。

悲観的にも聞こえるけれど、後輩の女優を応援しようと頑張っていることも明らかに。「若い女優たちをできるだけ後押ししている。私たちが同じ問題に直面していること、何も変わっていないという事実、性差別や女性たちにとって不愉快なことがより深く広く蔓延していることについて、彼女たちと話しあっているわ」と語ったそう。実はエマ、本人は明らかにしていないけれど、今のように男女格差について大きな声で語られる前から後輩たちの支えとなっていたとか。1995年に映画『いつか晴れた日に』で共演したケイト・ウィンスレットがあるエピソードを明らかにしているそう。当時新人だったケイトは、映画出演に向けてダイエット中。その彼女にエマは「もし痩せたら……2度とあなたとは話さないわよ」と告げたとか。

ハリウッドのスリム信仰に負けそうな後輩をユーモア混じりに励ますエマ。コテコテな連帯感を押し付けずさりげなく女優同士で支え合うあたり、さすが大御所!

text : Yoko Nagasaka

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