「シャーリーズよりイヴァンカの方が美人」ドナルド・トランプ、女優たちを品評していた
NFLなどスポーツ界と対立しているドナルド・トランプ大統領。なんと過去のインタビューの中でハリウッドの女優たちの容姿を論評していることが明らかになった。
新聞「ニューヨークポスト」によると、ドナルド・トランプ大統領の未公開のインタビュー音声がウェブサイト「ファクトベース」に流出。有名ラジオ司会者のハワード・スターンが1993年から2015年にかけて複数回インタビューしたときのもので、サイトによると「無名の人物が今月初めに音声データを送ってきた」。その中でトランプ大統領は自身のセックスライフやお金について赤裸々に告白しているという。ハリウッドの女優たちについて喋っている部分もあり、その内容が公開された。
スターンから「有名な女性たちを格付けする番組をやるといいのでは?」と水を向けられたトランプ大統領。「それはいい考えだ」と言いながら、「キム・カーダシアンの尻は大きい。マジで大きいんだ」「アン・ハサウェイはトランプタワーに住んでいた。俺のビルに住んでいる人のことは、たとえ美人でなくても美人だと思うことにしている。俺は彼女のことを好きではないけれど、彼女は俺に好意を持っていたよ」「俺はハル・ベリーの上半身が好きだ」「ジェシカ・チャステインはもちろん全然ホットではないね」と言いたい放題!
アンジェリーナ・ジョリーについては「彼女は肌がよくないな。顔もいいとは思わない。正直に言って唇が大きすぎる。10点満点で7点、満点ではない」。さらにシャーリーズ・セロンについても「正直な話、イヴァンカの方が美人だよ」。
ジェシカ・チャステインもシャーリーズも今年1月のウイメンズ・マーチに参加、トランプ大統領に抗議していたし、アンジーも大統領の政策を批判している。大統領に好かれなくて結構! と思っているだろうけれど、問題なのは女性の容姿を侮辱するトランプ大統領の差別的な態度。多くの女性たちから抗議の声が上がるのは間違いなさそう。
text : Yoko Nagasaka