ダイアン・キートン、元恋人ウディ・アレンを弁護
養女ディラン・ファローに対する性的虐待が改めて告発されたウディ・アレン。監督生命の危機に瀕しているという証言も出る中、元恋人で彼のミューズだったダイアン・キートンがコメントを発表している。
1970年代にウディ・アレンと交際、彼の監督・主演作『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』などに出演しているダイアン・キートン。今、性的虐待で非難されているアレンを擁護している。
ダイアンは今週初めに「ウディ・アレンは私の友達であり、私は彼を信じ続けます。1992年に放送された「60ミニッツ」の彼のインタビューを見てみるのは興味深いと思います」とツイート。番組の動画もアップしている。
Woody Allen is my friend and I continue to believe him. It might be of interest to take a look at the 60 Minute interview from 1992 and see what you think. https://t.co/QVQIUxImB1
— Diane Keaton (@Diane_Keaton) 2018年1月29日
番組の中ではアレンとミア・ファローの離婚についての顛末が紹介されている。ミアはディランの養母で、ディランへの虐待が疑われた時期に彼と交際していた。ミアがアレンと養女のスン・イーの浮気を知り、その復讐のためにアレンがディランを虐待していたとでっち上げたというのがこれまでのアレンの主張。インタビューの中でもアレンは「巨大な業界が何でもないことを大事件に仕立てあげた。小児性愛者になるんだったら、これまでの人生でもっと他のチャンスがあった」「まったく正気じゃない作り話」と語っている。
これまでフェミニストとして女性をサポートするメッセージを発信してきたダイアン。古くからの友人でこれまでずっとアレンを支持してきたとはいえ、今このタイミングで彼を擁護したことが波紋を呼ぶのは必至! どんな議論が巻き起こるのか、注目したい。
text: Yoko Nagasaka