2016/1/22(金)
コールドプレイ、デヴィッド・ボウイにコラボを断られていた!
デヴィッド・ボウイの突然の訃報が流れて以来、多くのミュージシャンが追悼の気持ちを表明している。同じイギリス出身のコールドプレイがボウイとの知られざるエピソードを披露したそう。
雑誌『NME』のインタビューに答えたコールドプレイ。実は以前ボウイにコラボレートを申し込んでいたそう。「ボウイのようなキャラクターに合わせて」曲を作り、クリス・マーティンがそれをボウイに送ったそう。そして「この曲にボーカルとして声を貸してくれないか」と頼んだとか。でも答えは「ノー」。そしてボウイから「この曲はあまりいい曲ではないよね?」と聞き返されてしまったとか……。
でもクリスを初め、コールドプレイにこの答えを恨む気配はなし! 「ボウイはとても優れた審美眼の持ち主だった。彼は何にでも名前を出していたわけではないんだ」と改めて尊敬の気持ちを表明したそう。自分の関わる作品にこだわったボウイと、それをリスペクトしながら振り返るコールドプレイ。コラボは実現しなかったけれど、2組のアーティストのポリシーがよくわかるエピソード! それにしても普段はメロディメーカーとして定評のあるクリスなのに、いったいどんな曲を作っちゃったのか……気になる。
text : Yoko Nagasaka