アビゲイル・ブレスリン、レイプを通報しなかった理由を明かす
先日、性的暴行を受けた過去を告白したアビゲイル・ブレスリン。事件を通報しなかった理由について明らかにした。
暴行を受けた過去について投稿したアビゲイル・ブレスリン。その後、インスタグラムに性的暴行にまつわるデータをアップした。
そこには「1000人のレイプ犯のうち994人は自由なまま」「レイプ事件1000件のうち、通報があったのは310件。逮捕に至ったのは57件。検事が取り扱うのは11件。重罪で有罪判決を受けるのは7件。投獄される犯人は6人」という衝撃的な数字が!
アビゲイルも暴行を受けた後、通報しなかったという。インスタグラムに「私はレイプされたことを通報しなかった。それにはたくさんの理由があります」と綴ったアビゲイル。「まず私は完全なショック状態で、起きたことを受け入れまいとしていました。私は自分を犠牲者として見たくなかった。だから私はそれを押し殺し、何も起きていないように振る舞った」。
さらに「私は暴行した犯人は交際相手だった。だから信じてもらえないことを恐れていました。そしてこの事件がどこにも行き着かず、彼が通報を知ってさらに乱暴をするのではないかと恐れました」「これを知ったら家族や友人が悲しむことがわかっていたから。彼らをそんな目に会わせたくなかった」。
アビゲイルはこの投稿に「事前警告」というコメントをつけている。衝撃的なカミングアウトだけれど、多くの人に声を上げる勇気を与えるメッセージになるはず。彼女の告白に拍手を送りたい。
text : Yoko Nagasaka