初回から大波乱! 話題のリアリティ番組「The Face」でナオミ・キャンベルとカロリナ・クルコヴァが場外大乱闘
ある意味想定の範囲内というか、予想を裏切れない人というか……。ナオミ・キャンベルが出演しているモデル発掘番組、「The Face」が放送初回から大荒れ!
番組内でモデルを目指す女の子たちのメンター及び審査員を担当しているナオミ・キャンベル。番組自体のプロデュースも行っていることから、ある程度“ナオミ流”が繰り広げられることは予想されていたのだけれど……。
大乱闘の発端は、ライバル審査員のカロリナ・クルコヴァが、ナオミの気に入った出演者を落としたことから。
これに怒ったナオミは手元のカードをカメラの前に出して撮影拒否をアピール。部屋に閉じこもったナオミが、カロリナに向かって「今話しかけたりもしないで! 私に話しかけないで! 出てけ!」と叫ぶ姿が放映されてしまった。
後に機嫌を直したナオミはカロリナに「私はあなたの選択にとってもがっかりしたわ、カロリナ。それにいっておくけど、これがゲームの始まりよ」とピシャリ。
「The Face」はナオミ・キャンベル、カロリナ・クルコヴァ、そしてココ・ロシャ、それぞれメンターであり審査員である彼女たちが、自分たちの選んだ女の子をモデルにしようとするプロジェクト。
先行して放映され、日本でも放送している、タイラ・バンクスがホストを務める「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」とは違った方式でオーディションが進められていく。
タイラ・バンクスは“次世代ナオミ”としてデビューしたからか、ナオミは当初からタイラを猛烈に意識。
「タイラが『アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル』で行ったことに対しては大きな敬意をもっているわ。だけど私がすることと何も比べられたくないの。これはまったく違った方法で行われる番組なのよ」とチクリ。
番組のコンテスタントよりジャッジのほうが気になってしまう番組ってどうなの?という感じだけれど、取りあえずカロリナはとばっちりとしかいいようがなく……。
何だか90年代“スーパーモデル全盛期”のバックステージを、リアリティショーで見せられている気分。ナオミが出るだけで、ショーが異様な緊張感に包まれるということは、充分視聴者にもわかったハズ。時折しもファッション・サーキット真っ最中。現役モデルたち、よかったね今の時代で……というかリアリティがありすぎて恐くて見られないかもしれない、この番組。
text : Ryoko Tsukada