レネー・ゼルウィガー、容姿に対する報道を痛烈批判
これまでにたびたび整形疑惑が浮上しているレネー・ゼルウィガー。この報道を巡り、先週末ニュースサイト「ハフィントンポスト」にエッセイを発表したそう。
「ハフィントンポスト」にエッセイを寄稿、「2014年10月にタブロイド紙は私が目を整形したと報じました」と切り出したレネー・ゼルウィガー。「それは問題ではありません。日々タブロイドが生み出しているたくさんの汚らわしい記事が一つ増えるだけだから」と言いつつ「このようなくだらない報道やレッテル貼り、誤解だけがエンタメを限定し、もっと重要で議論が必要な主流の報道を押しのけてしまったらどうなるのでしょう」とマスコミの姿勢を手厳しく批判。
このエッセイを書いた理由は「私がみんなにいじめられたからではありません」というレネー。「整形の記事によって、自分自身を受け入れることや、年をとるにつれて女性が受ける外見に関する社会的なプレッシャーに関するニュースに私が使われてしまったから書いた」「タブロイドの憶測が正統な報道の話題になることが問題」と綴ったそう。
「歴史的に、女性が外見で価値を判断されてきたことは周知の事実」というレネー。「人を侮辱するような報道や残酷なレッテル、間違った情報が繰り返し、絶えず報道されることは無害なこととは言えない」「私たちは社会的な本当の課題について、どうすればよりよい行動がとれるのかについて、話すことができるはず」と主張。先月もジェニファー・アニストンが同サイトでマスコミの姿勢を論じるエッセイを発表したばかり。セレブたちからの問題提起の動きはまだまだ盛り上がりそう。
text : Yoko Nagasaka