「氷の男と童貞」と、ホームズ兄弟を名指しして、ついに「あの女」としてシャーロックの心にたったひとり記憶された女性、アイリーン・アドラー。役者としてアイリーン・アドラー役を演じたララ・パルヴァーがシャーロック役のベネディクト・カンバーバッチに強い印象をもたらしたとしても何の不思議もない。
 
現地時間3月12日、「RadioTimes.com」のインタビューに答えたベネディクト・カンバーバッチ。ララ・パルヴァーのシリーズカムバックについて「もしそうなるなら素晴らしいよ。彼女は一緒に働くにはとても素敵な人なんだ。彼女は素晴らしかったよ。僕たちはぜひ彼女を取り戻したいね」と語った。
 
シーズン4の製作の契約にすでにサインし、今年の冬、クリスマスシーズンにシーズン3が放送されると思うが製作者は内容をいつでも書きかえることができるし……と語っていたベネディクト・カンバーバッチ。アイリーン復帰の可能性については
 
「わからない。今回のシーズンではないと思う。だけど彼女はとても強いキャラクターだ。たった一話分に登場しただけなのに」
 
ただ、「今度はこれまでに出てきたことのないたくさんの人物も登場するよ」というヒントは与えてくれた。
 
一方アイリーン役のララ・パルヴァーは復帰の可能性について1月に、「もしそうなればこの上ない喜びだわ。私たちは素晴らしいケミストリーを生み出したし、仕事での関係も理解も素晴らしかった。何カ月間かは会うことはないけれど、そのときがきたらまた昔からの友人同士みたいに一緒になれるわね」と語った。このララの発言もやはり少しアイリーンぽい？
 
現実世界でシャーロック（ともしくはモリアーティー）を演じているのはどうも製作と脚本のスティーブン・モファットとマーク・ガティスらしく、ふたりとも続くシーズンの内容を明らかにするつもりは毛頭ない様子。
 
しかも最近、「家の中での行動を誰かにライブツイートされている」と語ったベネディクト・カンバーバッチ。ついに現実世界にモリアーティーもしくはマイクロフトを召喚してしまったほどのお化けドラマ「SHERLOCK (シャーロック)」。
 
今後の行く末はぜひ、感度の高いファン、「カンバービッチーズ」のみなさまの情報網の成果を頼りにしたいところ。