JIL SANDER

ジル・サンダー

民族の要素と大胆なカットで魅せる、カッティングエッジなコレクション

 
ラフ・シモンズは、これまでになく斬新なクリエーションで観る者を驚かせた。それは、伝統的な構造を大胆に壊し、新しい感覚を盛り込んだ動きのあるテーラーリングだ。ボディの上で無数のフリンジが揺れるドレス、背中にたっぷりフリンジを入れたクラシックなジャケットなどは、まるで流れる水を身にまとっているかのようだ。裾で横と斜めのラインを描くアシメトリーなコートや、脚を強調するマイクロミニなど、シルエットは直線的で長く、スレンダー。深いダークカラーを中心に、泥のようなブラウンやルイボス・レッド(ルイボスティーのような赤)など、赤道地方のソウルを感じさせる、強い色彩が取り入れられている。アフリカと'20年代モードという今季のテーマは、ブランクーシ(コンスタンティン・ブランクーシ。ルーマニア出身の彫刻家)の彫刻とジャングルの葉を思わせるヒールの靴や、サファリ感覚のサングラスを生み出した。さらに、「ダミアーニ」とのコラボレートによる、ボディ・ピアッシングのようなイヤリングにも注目。民族的な要素がセンシュアルに表現されたデザインだ。

2009年春夏ミラノコレクション
開催日:2008年9月23日(火)
会場: via Luca Beltrami, 5
BGM:
RICARDO DAL FARRA / TRAVELS OF THE SPIDER
PLASTIKMAN / CLOSER
MORTON SUBOTNICK/ TOUCH
GEORGES DELERUE - THEME DE CAMILLE
TEXT: Atsuko Kobayashi Tanimura (spin!)

お問い合わせ
ジルサンダー・ジャパン
TEL: 03-5464-6729
http://www.jilsander.com/

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