粘液美容的“フランス式膣ケア”のすすめ
「粘液美容」を提唱するフィトテラピストの森田敦子さんが、デリケートゾーンケアのためのオーガニックコスメを開発中。その背景には、日本人女性の“自分の体に対する意識の低さ”があるという。膣乾燥をも引き起こし、フランス人も驚く粗雑なボディケアとは!? 私たちは今、自分の体とどう向き合うべき?
1/5
“アンダーヘアケアをしないニッポン女性”
“日本人女性はなぜアンダーヘアの手入れをしないのか?”森田敦子さんは、フランス人男性からよくそう聞かれるという。「欧米の男性からみると、日本人女性は“ナチュラルすぎる”。決していい意味ではなく“手をかけなさすぎる”ということなのです」日本人女性はヘアやネイル、ファッションにとても気を使うのに、アンダーヘアはそのままで興ざめする、ということらしい。さらにフランス人女性は、日本女性がボディソープで全身を洗っていることに驚くという。「フランス人はホテルに泊まるときも必ず、シャンプーやボディソープ、そして膣を洗うためのセンシティブソープを持参します。洗浄力の強いボディソープでデリケートな膣や粘膜を洗うなんてもってのほかです。膣の粘膜は顔の皮膚よりもずっとデリケートなパーツ。顔はボディソープで洗わないのに膣には平気で使う、これはフランス人から見るととても不思議なことなのです」
-
プロフィール
森田敦子さん
Atsuko Morita/植物療法士。客室乗務員時代に気管支喘息を患い、植物療法(フィトテラピー)に出合う。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修め、植物療法の第一人者に。現在は植物療法に基づいた製品の開発や啓蒙のためのスクール、スパを主宰。2012年2月、エル・オンラインで提唱した「粘液美容論」が大きな注目を集める。
ルボワ公式サイト http://leboistokyo.com/
ルボア フィトテラピースクール http://school.lebois.jp/
公式ブログ http://ameblo.jp/atsuko-morita/