おいしい肉とビールに舌鼓! 横浜クラフトビール巡り【後編】
日本ではじめてビールが醸造されたと言われる街、横浜。なかでも、クラフトビール激戦区といわれるJR根岸線関内駅エリアを中心に、ビール三昧の1 dayグルメトリップを敢行! 後編は、関内駅と馬車道駅の間、伊勢佐木町エリアへ。
「べアード・タップルーム 馬車道」を出て右手にある交差点を右折し、3ブロックめの角にあるのが「Chacoal Grill green BASHAMICHI」。こちらは、2012年にオープンした、5種類の肉の炭火焼グリルとオリジナルクラフトビールが自慢の店で、緑色のファサードが目印だ。ここのグリル肉が絶品とのうわさを聞きつけて、横浜のクラフトビールツアーの最終地としてディナータイムにGO!
まず店に入ると、カウンター正面にあるビールタップに目がいく。ヴィンテージのキッチンツールをデコレーションにした、素敵センスにテンションUP↑。この店では、神奈川県久地市にある「ブリマー・ブルーイング」とコラボして作ったオリジナルビールを提供している。ガーゴイルという珍しいアメリカ産ポップを輸入して仕上げた、カリフォルニアコモンスタイル「チャコールグリーン カウゴイル」(スモール ¥720)だ。オーナーが牛好きということで、ホップ名とかけて「カウゴイル」と命名したとか。店内にも牛や牧場がモチーフになったデコレーションがいろいろと見つかるのでチェックしてみて。タップで飲めるビールは、オリジナルのほかゲストビール4種が、1~2週間を目安に入れ替かわるのだそう。
「まず食べたい肉料理を決めたら、それに合うビールをおすすめします」と話してくれたのは、オーナーの奥さまでもある勝地○○さん。ランチでもディナーでも常に人気なのは、「炭火焼チリバーガーフレンチフライ」(¥1,200)と「炭火焼ステーキ マッシュルームグレービーソース」(¥1,300)だとか。
「ステーキには当店オリジナルのカウゴイルを、バーガーには、本日のラインナップから八海山ヴァイツェン(スモール ¥720)をどうぞ」。柑橘系でも独特の香りを放つホップ由来のアロマと、さわやかな苦みが効いた「カウゴイル」は、旨みが凝縮された赤身肉ステーキにぴったり。またジューシーなパテとスパイシーなソースが合わさったバーガーには、バナナのような甘くてやさしいアロマと発泡具合が美味な「ヴァイツェン」がマッチ。朝からずっと飲み通しだったにも関わらず、おいしい肉にはこうもクラフトビールが合うものかと、最後に改めて感じつつ、大人のグルメトリップはこれにて終了!
休日を使ったワンデイトリップにはもちろん、平日会社終わりに、2~3軒はしご飲みも、楽しくできちゃうという、横浜クラフトビール巡り。 横浜は都心から意外と近い! ぜひトライしてみて。
photo & text : Tomomi Seki
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ベアード・タップルーム 馬車道
神奈川県横浜市中区住吉町5−63−1 tel. 045-264-4961
http://bairdbeer.com/ja/tap/bashamichi.html
Chacoal Grill green BASHAMICHI
神奈川県横浜市中区弁天通6-79 港和ビル1F tel. 045-263-8976
http://bashamichi.greenyokohama.com/